家族3人、みな問題あり。

他人の心配してる場合じゃなかったー!

今日は息子の弁当をサボろうと決めていた。

息子は私立小へ通っているので、学校給食はない。

しかしこのご時世、共働きで毎日弁当を作るのは無理!という声が大きくなってきている。
給食の有無が学校の人気を密かに左右しているのではないか、とすら思う。

というわけで息子の小学校にも救済策がある。
弁当を持っていかない代わりに、オフィスで一括注文するような弁当を頼むことができるようになっているのだ。

偏食王の息子のこと、メニューを見て「こりゃダメだ」と思う日も多いのだが、今日はたまたま無難なメニューだった。息子も二つ返事でOKした。

これ幸いと、私は30分ほど朝寝坊した。
木曜日ともなると体力があまり残っておらず、この30分はありがたい。

何とか息子を学校へ送り出し、自分自身もいつもの低テンションで出勤した。

妻から愚痴メールが来ないなあと思いながら働いていると、11時前に来るべきものが来た。

「具合悪いから帰ってきて」

まだ午前中である。今すぐ帰るとなると、今日一日有休扱いにするしかない。

とりあえず妻に電話して話を聞いた。
息子が学校から帰ってきた後の、二人の時間が辛いとのこと。

今日は息子の帰宅が夕方4時半ごろと思われる。
その時刻に帰宅できればいいのだが、月末なのでなかなか難しい。

1時間早退でどうだ?ということで会話は終わった。
1日休むよりは随分いい。

昼休み。弁当を食べ終えた直後に恒例の電話が来た。

いつからか、一人でいる不安に堪えられない妻は、毎日昼休みに電話をしてくるようになった。かれこれもう5年は続いている。

やはり心の調子はよくないという。

思い当たることとしては、息子の期末テストがある。

「2年生からガリガリ勉強してもしょうがないよね」という認識は夫婦で共有しているつもりだ。
しかし、いざテストが近づくと、妻はつい勉強させたくなってしまうのである。

自覚はないようだが、妻は真面目すぎるほど真面目なのである。

それが心の不調の原因じゃないの?と言ってはみるのだが、「医者でもないのに適当なこと言うな」と返される。

まあ、原因なんて医者でも分からんと思うが、それは言えないから今ここで言う。

そんな暗ーい会話が突如途切れた。

息子から妻の携帯に電話があったというのである。

時刻は12時過ぎ。こんな時刻に電話をかけてくるというのは明らかに異常事態だ。

ひとまず妻との電話を切る。
すると自分の携帯にも、息子から不在着信の嵐。

10秒ほど考えた。そして本当に絶叫した。

弁当の注文忘れた。

昼休みになって、息子だけ食べるものがない。
そんな光景を想像すると、もう申し訳なくて人生やめたいと思えてくる。

うなだれて5分ほど待ったところ、妻から電話が来た。

食べ物は学校で何とかしてくれるという。
そして息子も、帰宅せず午後の授業を受けたいという。

そうだよなー。午後、音楽と体育だからなー。

息子のお楽しみと妻の休息が失われなかったのは不幸中の幸いだが。

大丈夫か自分。

ADHDの4文字が頭をよぎる。早く結果が出ないだろうか。